2pickで強いと思ったニュートラルカード

・ゴブリン(銅)

仕方なしにピックされたであろう2/2/1を倒してテンポアドを取れるナイスな奴。2ターン目に出してもまあまあ、3ターン目に2マナのと一緒に出すのもよい。ロイヤルだとプリンセスヴァンガードとかわがままプリンセスが活きる。姫の囲い。

 

・ファイター(銅)

2/2/2はつよい。クラス専用の2マナが引けなくても頑張れるようになる。

・シールドエンジェル(銅)

3ターン目に出すと対処に二手使わせられる点がGood。

 

・ヒーリングエンジェル(銅)

3/2/3って強いよねって話。

 

・ゴブリンマウントデーモン(銀)

スタッツがありえないくらい強い。デメリットも皆無。天剣の乙女が泣いている。

 

・ガブリエル(虹)

7/7/7分の盤面への影響力。小型で中型を屠ったり大型と相打ちを取って3/4が残る。もう片方のピックにクラスレジェやルシサタンが並ぶのが不憫。

 

ルシフェル(虹)

窮地を脱し、処理を強要できる。

 

・サタン

紙束を神束にしてくれる。

 

・エンジェルバレッジ

貴重なAoE

 

・デモンストライク

進化を使わずトレード。

 

・エクスキューション

確定除去。たまーに意味わかんないアミュレットを割ってくれたりする。

 

後攻で勝てるゲームプラン

《収穫祭》のnerf、後攻+1ドローなどバランス調整が発表された。使用しているデッキが軒並みエルフに不利がついているので、《収穫祭》が弱体化するのは喜ばしい。後攻+1ドローについても、実際プレイしていて、どのクラスを使用して、どのクラスとマッチアップしても先攻有利を感じていたので妥当な調整だと感じた。

 

調べてみると、MtGでは先攻の勝率はおおむね55%らしい。自分自身はMtGのプレイについてはMの字も知らない。だが、話題になったグランプリ京都15準々決勝のオムニテルのミラーマッチにおいて、原根健太選手はマッチ1本目、2本目とも後攻になり、勝利していることは知っていた。オムニテルというアーキタイプがかなり特殊であることはもちろん承知しているが、2本目に関しては、原根選手の対戦相手である八十岡選手が先攻を選択して、それでもやはり後攻原根選手が勝利しているので、自分は「MtGは後攻でも勝てるんだなあ」と思っていた。そのMtGの先攻勝率が55%である。

そして、今回ルール変更の発表に伴って明かされたデータは、Shadowversseにおける先攻の勝率は60%というものであった。無作為な、プレイヤーが関与出来ない部分ですでに20%もの開きがあるというのだ。まあ、上にも書いたように先攻有利を感じていたので、大きくは驚かなかった(少し驚いた)。

 

このバランス調整が実際に施行されるのは8月らしいので、あと少なくとも10日はこの先攻ゲームと付き合って行かなければならないわけだが、どうせなら、この修正が入る前に後攻を遊び倒しておけば、プレイングスキルが磨けるのではないかと思った。本来40%の勝率を、もう5%あげられるゲームプランを練れたら――バランス調整の後、45%になるところが50%にできるのではないか? 先攻で55%・後攻で50%勝てれば、ランクはおのずと上昇する。

 

例えばネクロを使って、微有利~五分の相手に後攻を引いたとき、どうやったら勝てるだろう。ロイヤル相手やネクロミラーの場合、2/2/2フォロワーを2ターン目に出して、スペルとフォロワートレードで盤面を抑えて、進化でようやく逆転して、また返されて……。

2つに共通して、ネクロマンスが発動した《腐の嵐》は刺さりがいい。《死の祝福》も同様。となると、手早く墓場を6溜めたい。そのためには、1枚で複数墓場を増やせるカードを積極的に使いたいのでマリガンの指針が立つ。

クロミラーであれば、ネクロは場に出された《デュエリスト・モルディカイ》を処理する手立てはないので、先にプレイ出来たほうが当然有利である。だが後攻になると、どうやったって相手の方が先に8マナに届くので、これを解決する方法として《モルディカイ》を出したくない≒他にプレイしないといけないカードがあるような状況を作ることが考えられる。例えばそれまでにちゃんと相手のライフを削れていて、相手は残り13点。こっちは《ケルベロス》をプレイ済みで手札に4点を構え、さらに進化も残している。盤面には相手のフォロワー1体。そんなこちらの7ターン目に《死の祝福》をプレイして、ゾンビでフォロワーを倒してやると(場合によってはココミミを使うとしても)、相手は《モルディカイ》は使いにくくなる。《モルディカイ》は死なないかも知れないが、プレイヤーが死んでは元も子もないからだ。ネクロは簡単に11点バーストとかを出来てしまうので、どうやったって出したターンには1体倒すのが限界の《モルディカイ》を出すような余裕はあまりない。それで相手がゾンビの処理に8ターン目を使ったら、満を持してこちらから《モルディカイ》をプレイしちゃおう、という作戦だ。

実際には、相手が7ターン目に《死の祝福》、8ターン目に《モルディカイ》と動いたらどうしようもなく負けなのでどうしようもないのだが、こうやったら勝てそうかも、と考えると、こういう感じだろうとひとつ思いついたのがこれだった。こんな感じで、後攻でも勝てる方法を筋道立てて考える訓練をしていかねば、自分にはAA帯は難しいだろうなと思うのだった。

マッチアップリスト7/17

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便利そうなので作った。

実戦使用経験はネクロ以外ほぼなしなのでネクロが絡まないマッチングは適当なのであてにならない。

A帯なので最上位の環境には即していない。

 

・エルフ

冥府が一時大流行したネクロ、微増加傾向にあるビショップとヴァンパイアに有利なため現環境に合っていると思う。カード選択に幅があるので、環境の変化に対応するのが容易なのも強い。

 

・ロイヤル

ミッドレンジは各所でTier1の評価をされているが、個人的には他のTier1ほどの強さは感じない(冥府エルフ/アグロネクロ/コントロールヴァンパイア)。とはいえTier2に置くには強すぎるのでやっぱりTier1だと思う(意見のNASA)。自分がしっかり回るか、相手が事故るかのどちらかが起これば勝勢になり、試合スピードが早いのでラダー向きのクラス。事故の少なさから一発勝負の大会の舞台に選択するのも悪くなさそう。

 

・ウィッチ

冬の時代。上位プレイヤーが研究を進め秘術や冥府などマーリンに依らないアーキタイプが開発されているので、今後増えそうなクラス。というか、これ以上減りようがないから必然的に増えるだろう。リリース直後は使用していたけどネクロの流行の波に乗ってヤリ捨てました。

 

・ドラゴン

先手後手に関わらず、マナブーストが出来るかどうかで勝敗が変わってくる点は他のクラスよりも戦いやすいと思う。まともに使ったことがないので言うことがない。

 

・ネクロ

大流行からの凋落。冥府エルフの開発、ヴァンパイアやビショップの研究が進むなど、とにかく向かい風が強く、ミッドレンジからアグロへとアーキタイプが変わっていった。苦手のウィッチの数が少ない今が使いどきではあるが、ビショップの増加が心もとない。

 

・ヴァンパイア

苦手なことは冥府を使うことくらいではないだろうか。不意に高打点を出してくるデッキのうち、ドラゴンとネクロは最盛期と比べれば減少傾向にあるのが追い風。まったく使ったことないからヴァンパイアには死んで欲しい。

 

・ビショップ

陽光サタンが流行の兆し。コントロールの割にドローソースに即効性がないため、ちょっと事故るとあっさり負ける点が気に食わない。フォロワーサイズの割に押し切る力もなく、サタン頼りの聖職者というのが情けない。でもリソース管理が楽しいからすき。